2024/04/22 05:10
1960-70年代のオランダのVintage花瓶の販売をスタートします。
取り扱うのはオランダの陶器産業の中心地であるGouda(ゴーダ)で、兄Marius と弟Hugo van Woerden兄弟が1964年に設立したvan Woerden Gouda Aardewerkで、兄のMarius van Woerdenが手がけた作品です。
1973年にVest Keramiek Goudaとメーカー名を変更し、70年代に多くのファンを今も魅了する作品を次々と発表していきます。
今回、Marius van Woerden(マリウス ヴァン ヴルデン)デザインに魅せられ長年集めてきたドイツのコレクターから数点譲り受ける機会に恵まれました。花瓶という域を超えたデザイン性の高さからオブジェとしても人気があるメーカーで、独自の釉薬が、ドイツのFatLavaのような泡状の溶岩のようなユニークな質感を生み出しています。
𓍯おすすめのポイント
その①他ではあまりみかけないオリジナル性の高い形
1984年まで花器などを様々な作品を作っており、当時は花屋でもよく使われていたようです。
またその多くはドイツに輸出されていました。
その②ドイツのFatLavaブームにも一役買ったと言われる独特のゴツゴツ感
1970年代に流行していたアースカラーを起用して、釉薬でゴツゴツした独自の質感を出すために、窯の酸素濃度を低くして作られてます。
溶岩状のFatLavaによく似た作品が多く、FatLavaブームの火付け役に一役買ってます。
その③流行に流されない美しいアースカラーを起用
オランダの陶器産業の中心地であるGouda(ゴーダ)にて、Marius van Woerden とHugo van Woerdenのvan Woerden兄弟が、1964年に「van Woerden Gouda Aardewerk」を設立しました。その後、1973年に「Vest Keramiek Gouda」と名前を変更。
”Vest”は、中世の都市を取り囲む防壁を意味するオランダ語で、旧市街の城壁があった”Vest”と呼ばれる通りに窯があったことに由来しています。