Vintage 花瓶 | Tenera ロイヤルコペンハーゲン 539 3435
¥50 税込
SOLD OUT
"Kari Christensen/カリ・クリステンセンがデザイン、Tenera/テネラシリーズの花瓶。
本来、蓋がセットで付いているタイプのようですが、こちらには付属しておりません。
丸や四角やラインなどを組み合わせた複雑な何学模様が、やわらかな色合いで可愛らしく浮き彫りされてます。
口径が小さいので、一輪挿しにも向いてます。
バックスタンプ左の番号はシリアルナンバーではなく、下(3435)がフォルムナンバー、上(539)がデザインナンバーを意味しています。Aに3本波の初期のアルミニアの窯スタンプで、DENMARKのMの下にXの字があるので、1966年に作られたものです。
デザイナーのカリ・クリステンセンのサインも入ってます。(写真12枚目)
◾️商品番号:V134-ROY
◾️メーカー:Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)
◾️生産国:デンマーク
◾️年代:1966
◾️サイズ:底:Φ8.0cm 幅:9.0cm 口:Φ3.4cm 高さ:16.7cm 重さ:368g
◾️状態:特に目立った傷やヒビまたはカケなどはなく、良いコンディションです。
口の近くの黒い点は焼成の際にできたこの花瓶の風合いです。写真13枚目にて確認ください。
白地全体に貫入があります。”貫入”は、焼き上がった後の冷ます過程で素地と釉薬の収縮度の違いによってヒビのような状態になって固まる現象です。貫入は、磁器に深みと味わいを与え、柔らかい印象を与えます。
■メーカー&シリーズ情報
ー『Tenera』について ー
Teneraは、Nils Thorsson/ニルス・トーソンがアートディレクターを務め1958年から作られたシリーズ。
学校を卒業したばかりの6名の女性デザイナーを起用し、自然をモチーフにした大胆な絵付けがされ、自由な発想で表現された個性的でインパクトのあるデザインが多数生まれました。
ハンドペイントで描かれている部分は実際に絵付けをした絵付師により大きく異なるのも魅力的です。
ロイヤルコペンハーゲン社を買収していたAluminia/アルミニア社の工場で制作され、アルミニア社が得意としていた"ファイアンス焼き"による陶器です。
重厚感やあたたかさを感じられ、釉薬の質・量や焼成温度の違いなどによって色の個体差や色ムラがあり、味わい深さがあります。Fajanceと言う低温1100度の窯で焼成される焼き方をしているため、とても丈夫で素朴な土の風合いを楽しむことができます。
当時、女性たちだけでデザインされたテネラシリーズは陶器の持つ美しい色合いにおおらかな絵柄が印象的な北欧ヴィンテージ陶器の代表的なもので、大変人気のあるシリーズです。
⭐︎テネラシリーズは殆どの商品に貫入が入っています。製法上貫入が入りやすい商品で特徴の1つとご理解ください。
◆購入の前にご確認ください
※ご使用の際は、ヨーロッパの家庭で何十年もの間使われてきた繊細な陶磁器であることをご理解の上、お取り扱いください。
※ヴィンテージ品のための汚れや小さな擦り傷などがある場合があります。
特に気になる状態については明記することを心がけています。
※当店では、手洗い(カルキ抜きを含む)→検品→水漏れチェックをしています。
陶器の性質上、水が滲み出る場合があります。検品の時点で多少水が漏れ出すものに関しては状態の欄に「観賞用」をお勧めすることを明記していますのでご確認ください。花瓶に水を入れる際は、布やトレーなどを敷いてお使いになることをお勧めします。
※ご利用されている端末(スマートフォン・パソコン・タブレットなど)の環境によっても見え方が実際と多少異なる可能性がございます。多少の色の誤差や印象の相違はご了承ください。